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コラム|福利厚生はアウトソーシングサービスを活用して充実できる!メリット・注意点まとめ

少子高齢化や働き方の変化により、企業の人員不足が叫ばれていますが、その中でも選ばれる企業になるため従業員の待遇改善は急務です。

賃上げやボーナスなどの金銭報酬だけでなく、非金銭での報酬となる「福利厚生」にも注目が集まっており、社員食堂、旅行補助、健康サポートなど様々な福利厚生が用意されています。

しかし、自社で福利厚生サービスを準備して管理を行うとなると、導入費用や人件費の面でも大きな負担となり、サービス構築までの時間も長くかかってしまうでしょう。

そこで今、手軽に福利厚生を導入したい企業におすすめのサービスが、福利厚生のアウトソーシングです。

本記事では、費用をおさえつつ従業員の満足度を高められる福利厚生を導入できるアウトソーシングサービスのメリットと注意点をお伝えします。

また、おすすめの福利厚生アウトソーシングサービスもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

福利厚生のアウトソーシングとは

福利厚生のアウトソーシングサービスとは、自社で行っていた福利厚生を専門の企業へ委託することで、福利厚生の内容構成や使用する際の手続きを代行してもらえるサービスです。

中小企業や起業したての会社でも福利厚生をアウトソーシングすることで手軽に福利厚生を導入でき、従業員の満足度を上げることができるでしょう。

年々福利厚生のアウトソーシングを取り入れている企業は増えており、大企業ほど福利厚生を再評価して見直しをはかっています。

また、コストを抑えながら従業員満足度を高めたい中小企業からのニーズも高まっているようです。

福利厚生を専門に行うアウトソーシングサービスだからこそ、どんな福利厚生を導入すべきか、どうすればコストが抑えられるかといった点で知見が豊かであり、人員不足を解消するための手段としても注目されています。

 

福利厚生のアウトソーシングサービスは主に3種類

福利厚生のアウトソーシングには様々なタイプがありますが、主に「パッケージプラン」「カフェテリアプラン」「特定の福利厚生のアウトソーシング」の3種類に分類することができます。

 

パッケージプラン

パッケージプランのアウトソーシングサービスは、企業が従業員数分の定額費用を支払うことで、用意されたパッケージサービスを使える福利厚生サービスです。従業員は自らwebサイトで使いたいサービスを選ぶことができます。

従業員数が少ない企業でも手軽に導入でき、従業員1人に対して数百円の費用で済むため、企業は導入コストを抑えることも可能です。

ただし、パッケージプランとなるため、導入企業に合わせて変更することはできず、独自性のある福利厚生を目指す企業は別のプランを検討した方が良いでしょう。

 

カフェテリアプラン

カフェテリアプランとは、企業が従業員へ独自のポイントを支給し、従業員はそのポイントを使い、企業が選んだ福利厚生サービスの中から自由に福利厚生を選べるサービスです。

提供する福利厚生は企業が自由に選べるので、他企業との差別化を図り、独自性を出すことができます。

豊富な福利厚生の中から自社の従業員の好みに合わせて変更することもできるため、従業員の年齢や環境に合わせて選択を増やしていくのも良いでしょう。

ただしポイント制度の場合、期限内に使いきれない従業員によって福利厚生が平等にいきわたらないことがないよう、有効期限には注意しなければなりません。

 

特定の福利厚生のアウトソーシング

人気サービスに特化した福利厚生を提供するアウトソーシングもあります。

例えば、旅行会社が運営する旅行メニューに特化した福利厚生アウトソーシングサービスの場合、対象範囲が広く地方の企業でも満足できるサービスを受けることができます。

福利厚生として人気の高い食事や昼食補助のアウトソーシングとして有名なのは、設置型の社員食堂です。社内に設置できる社員食堂は、料理やメニューを企業側が選択できるため、健康意識の高いものを選べば健康経営にもつながります。また、社員は食事のために外に出る必要がなくなり、忙しいときには時間の節約にもなるでしょう。

専門分野に特化した福利厚生はキメの細かいサービスが多く用意され、独自性も高いのでサービスの選び方によっては、他社との差別化を明確にすることができます。

自社に合わせてサービス内容を調整できるので、人気の高い福利厚生は専門分野に特化したアウトソーシングサービスを選んでみるのもよいでしょう。

 

福利厚生のアウトソーシングを利用するメリットとは

福利厚生のアウトソーシングサービスを利用すれば、導入の手間やコストが抑えられるだけではなく、豊富な福利厚生を従業員の希望にあわせて提供することができるといったメリットがあります。

 

手軽に導入できる

福利厚生のアウトソーシングサービスは、決まったプランを選ぶだけで手軽に導入することができます。一般的には、導入を決めてから2週間〜1ヶ月ほどで運用することが可能です。

また、福利厚生のアウトソーシングなら導入後も従業員からの要望を聞きながら、プランや内容を手軽に変更できます。そのため、せっかく導入をしたのに使われていない…ということを防ぐことができるでしょう。

本格導入を行う前にお試しできるアウトソーシングサービスもあるので、運用のイメージが湧かない際は試してみるのもよいでしょう。

 

導入コストを抑えられる

自社独自の福利厚生を構築する場合、初期投資に大きな費用がかかる場合もありますが、福利厚生のアウトソーシングを利用すれば、コストを抑えながら、充実した福利厚生を提供することができます。

特に中小企業の場合、福利厚生の運営を行う人員が足りないということがよくありますが、アウトソーシングすることで少ない人員で大企業と同様の福利厚生を整えることができます。

福利厚生を管理する人員を雇うコストと、福利厚生のアウトソーシングコストを比較して検討してみましょう。

 

さまざまな福利厚生が選べる

福利厚生のアウトソーシングの大きなメリットとして豊富な福利厚生メニュー自由に選ぶことができることがあげられます。

自社で福利厚生を提供する場合、会社規模やスペースの関係で提供できることが限られてきますが、福利厚生をアウトソーシングすることで従業員の希望に合わせて幅広く選ぶことができます。

また、従業員の生活スタイルも多様化しており、アミューズメントパークの割引など家族のいる従業員が使いやすいサービスだけでなく、スポーツクラブや福祉関係のサポートなど各年代の従業員に合わせたサービスを求める声も多くなりました。

自社の従業員のニーズに合わせ様々なサービスを自由に組み合わせて利用することができるのもアウトソーシングならではでしょう。

 

福利厚生のアウトソーシングサービスを導入する際の注意点

沢山のメリットがある福利厚生のアウトソーシングですが、導入方法によっては、従業員が上手く使いこなせないことも。そんなすれ違いが起きないよう、注意点をみてみましょう。

 

社員のニーズを把握しておく

どんなにすばらしい福利厚生でも、自社の従業員のニーズと合致していなければ従業員の満足度は上がりません。大切なのは導入前に従業員のニーズをしっかり把握しておくことです。人気のある福利厚生を選んでおくことで、福利厚生アウトソーシング企業を選ぶ際の目安になります。

一般的に人気の高い福利厚生は、昼食補助・住宅手当・宿泊レジャーの割引・財形貯蓄・健康診断などです。自社の従業員のニーズと照らし合わせながら検討してみることをおすすめします。

また、外部企業と提携することでサービスの幅を広げているアウトソーシング企業もあります。従業員の幅広いニーズを満足させるには、外部企業との提携を行っているサービスを選ぶのもよいでしょう。

 

社員にとって使いやすいものにする

複雑な手続きを踏まなければならない福利厚生の場合、従業員が手間を避けて福利厚生を使用してくれなくなってしまうこともあるため、サービスの利用方法も確認しておきましょう。

福利厚生のアウトソーシング企業の中には独自のアプリやチケットを発行することで手軽に使えるよう工夫されているものもあります。

福利厚生専用のサイトがあっても煩雑なサイトで使いにくく使用率が下がってしまうことがないよう、使いやすさも確認しておくことをおすすめします。

 

実績やサポート体制をチェックする

気をつけて確認しなければならないのが、アウトソーシング導入後のサポート体制です。

導入の手間は省けたとしても、導入後の使い方が複雑であったり管理が大変であったりすればかえって時間がかかってしまいます。

運営サポートやトラブル対応の窓口などが手厚い企業を選ぶと良いでしょう。

導入事例は、導入後の様子をイメージしやすくなるだけでなく、従業員の満足度も知ることができるので、確認することをおすすめします。

特に、自社の業務内容と規模感が近い企業を探して参考にするとよいでしょう。

 

おすすめの福利厚生アウトソーシング「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」

人気のある福利厚生として上位にランクインする社員食堂ですが、社内に社員食堂を作るスペースや費用がないため、断念している企業も多いでしょう。

そんな企業におすすめの社員食堂のアウトソーシングサービスが「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」です。

 

「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は置き型健康社員食堂サービスで、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」が用意する専用の冷蔵庫と電子レンジを設置するスペースさえあれば導入できます。

設置された冷蔵庫に週2回配達員が商品を陳列し、従業員は好きな時に冷蔵庫から食べたい商品を選んで購入します。

「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は無人で管理されるため、支払いは現金を入れる箱に購入する従業員が直接入れるか、電子決済アプリ「YASAI PAY」やLINEpay、メルペイ、クレジットカードでの決済が可能です。

 

賞味期限は配達員が管理してくれるので、管理の手間が少ない点も特徴です。

また、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」には、生野菜やフルーツ・惣菜などの冷蔵品の他に冷凍食品も用意されています。

冷凍食品を設置する場合、冷凍庫の設置も必要になりますが、冷凍食品の場合賞味期限が長く24時間購入できるため、夜勤や残業時、早朝勤務の方にも喜ばれています。

 

導入にあたって注目したいのは、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」の従業員利用率が90%以上ある点です。

総菜やフルーツは季節に合わせて毎月変わるので、飽きることなく楽しめるだけでなく、健康を意識した味付けや料理で手軽にヘルシーな食事をとることができます。

また、小腹を満たすハンディサイズで用意された惣菜やフルーツは、リーズナブルでついつい手がのびてしまうことも、高い利用率につながっているようです。

 

導入費用が低価格という点も人気の理由でしょう。

企業の初期導入費は50,000円で、初月のみ請求されます。毎月の企業負担額は49,000円〜ですが、月間のお届け個数によって月額利用料が異なるので確認しましょう。

購入する従業員は、企業が負担しているためさらにリーズナブルで、1個100円〜(税込)と手軽に利用しやすい価格設定となっているので、利用率も高くなります。

現在は、3000拠点以上(2021年10月時点)の中小企業から大企業まで従業員の健康維持を意識している企業に導入されており、満足度の高い福利厚生だと言えるでしょう。

 

まとめ

従業員の年齢層や属性、企業規模に合わせて、自由に選ぶことができるため福利厚生のアウトソーシングは人気が高まっています。

手軽に導入できる福利厚生のアウトソーシングですが、自社に合った福利厚生を選ぶためには、従業員のニーズを把握して、すれ違いを防ぐことが大切です。

心身共に健康的な生活をサポートし、従業員の能力を発揮させることで企業価値が高まり、従業員も業務への取り組み方が変わり、業績の向上に繋がります。

従業員満足度をあげる福利厚生を、コストを抑えながら導入できるアウトソーシングを検討してみてはいかがでしょうか。