導入事例|株式会社マクロミル

従業員満足度向上と健康経営を両立!マクロミルが語る「OFFICE DE YASAI」導入の決め手とは?

従業員のウェルビーイングや健康経営が注目される中、多くの企業が福利厚生のあり方を見直しています。

今回は、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーである株式会社マクロミルに、オフィスでの「食」を通じた福利厚生の取り組みについてお話を伺いました。

食堂導入を検討しながらも、最終的に「OFFICE DE YASAI」を選んだ理由とは? 担当者様が語る、手軽さが生み出す意外な効果と、従業員満足度向上の秘訣に迫ります。

 

株式会社マクロミルにインタビュー

―まずは、貴社の事業内容と会社概要について教えてください。

当社は、オンラインリサーチをはじめとする多様なデータから生活者のインサイトを導き出し、企業のマーケティング課題を解決することを生業としています。

従業員は単体で約1,200名、グループ全体では約2,200名在籍しており、男女比はほぼ5対5です。本社は品川にあり、仙台・大阪・福岡にも拠点があります。

 

―御社は「多様なデータから企業のマーケティング課題を解決する」とのことですが、具体的にはどのようなサービスを提供されているのですか?

私たちは、国内約3,600万人に及ぶ業界トップクラスの規模と品質を誇るパネルネットワークを強みに、 オンラインリサーチを中心に、さまざまなサービスを提供しています。インタビュー調査や会場調査といったオフラインリサーチ、さらに、購買行動やWeb アクセスログ、アプリログといったオンライン上の行動データも活用し、生活者のインサイトを導き出すための多様なサービスを展開しています。

 

―社内ではどのような働き方が多いのでしょうか?

コロナ禍以降、リモートワークが浸透し、現在は週2日以上の出社とリモートワークの“ハイブリッドワーク”を導入しています。

当社の仕事は、チームでの議論や協力が不可欠な部分も多いため、オフィスは単に働く場所ではなく、コミュニケーションを活性化させるための重要な拠点と捉えています。

 

―貴社の「OFFICE DE YASAI」以外の、独自の福利厚生についてもお聞かせいただけますでしょうか。

従業員同士の交流を深めるため、3カ月に1回、「ENJOY!出社キャンペーン」という企画を実施しており、出社がちょっと楽しみになるようなお菓子や飲み物を配布しています。

また、「てもミル」 という資格を持った施術師によるマッサージルームを設置しており、無料で施術を行っています。仕事の合間につかれた身体を気軽にリフレッシュすることができます。

 

―1,000名を超える規模の会社だと、全従業員が集まるイベントは難しいと思いますが、部署を超えた交流はいかがですか?

おっしゃる通り、全従業員で集まる機会は多くありません。

週2回の出社を交流の機会として活用している部署も多くあります。先ほどご紹介した「ENJOY!出社キャンペーン」でも、周囲の方を誘って複数名で楽しまれている様子も多く見られました。

また、「ミルサー」という社内サークル活動の活動費を会社が補助する制度があります。フットサルやサーフィン、ダンス、キャンプなど多様なサークルがあり、これが従業員の交流促進に大きく貢献しています。

 

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)導入のきっかけと目的

―「OFFICE DE YASAI」を導入する前の課題について教えてください。

従業員の食生活というよりは、会社として健康経営従業員のエンゲージメント向上が課題でした。

実は以前から食堂の導入を検討していたのですが、スペースやコストの問題で実現が難しく、代わりに何か良いサービスはないかと探していました。

 

―数ある設置型社食の中から、「OFFICE DE YASAI」を選んでいただいた決め手を教えてください。

他のサービスは、電子レンジで温める商品が多く、その一手間が面倒に感じられました。私たちは、あくまでメインの食事ではなく、補助的なものとして考えていたので、手軽に買えることが決め手になりました。

また、お菓子などではなく、新鮮な野菜やフルーツが食べられるという点も、健康経営の目的にぴったりでした。

 

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)導入後の反響

―導入後の効果と、社内の反響はいかがですか?

正直ここまでの反響は予想していませんでした。納品された商品が、その日のうちに完売するほどの人気ぶりです 。 社内ポータルサイトで、その週の入荷商品を案内しているのですが、その情報を楽しみにしている従業員もいるようです。

 

―それほど人気が出た理由は何だと思いますか?

「 OFFICE DE YASAI 」の冷蔵庫を従業員が目に付く場所に設置したことが大きいと思います。マッサージルーム「てもミル」もある、従業員が昼食を取ったり、ちょっとした休憩の場として利用されたりしている「リフレッシュルーム」の一角に設置しており、まさに人が集まる絶好のロケーションなんです。

これによって、自然と多くの人の目に留まるようになりました。

 

―なるほど、目立つ場所においたことが利用率の高さにつながったのですね。特に人気の商品はありますか?

商品が届くと、すぐに「これ食べたかったんだよね」「今日は何があるかな」といった声が上がります。従業員が自発的に利用し、サービスが社内に定着していることを実感しています。サラダやフルーツ、サンドイッチは早い時間に売り切れていますね。

手軽に食べられること、コンビニよりもずっと安く野菜が摂れることが好評の理由です。

 

―貴社独自の運用上の工夫はありますか?

 冷蔵庫の在庫状況をこまめにチェックし、売り切れたら冷蔵庫の電気を消して知らせるようにしています。

買いたいと思って来た人ががっかりしないようにという、ちょっとした工夫です。

 

―サービス全体への感想 をお聞かせください。

非常に満足しています。あえて言うなら、弊社は部門ごとに出社曜日が決まっているので、納品曜日を自由に選べると、全従業員が公平に利用できて嬉しいですね。また、「蒸し野菜にドレッシングがあったら嬉しい」という声は、よくありますね。ドレッシングがあれば、もっと買いやすくなると思います。

 

―最後に、貴社が考える「OFFICE DE YASAI」の価値と、同様のサービスを検討している他社へのアドバイスをお願いします。

食堂に代わる、手軽で効果的な「第三の福利厚生」として非常に有効だと感じています。導入のハードルが非常に低く、手軽に始められるにもかかわらず、従業員の反応は予想以上でした。

特に、健康経営を掲げる企業にとっては、単にサービスを提供するだけでなく、従業員自身が健康的な食を選択するきっかけを提供できる点が大きなメリットです。

実際に、従業員からは「コンビニよりも安く野菜が買えて嬉しい」「手軽に健康的なものを口にする習慣がついた」といった声が寄せられています。

また、冷蔵庫の前で従業員同士が自然に会話する場面も増え、ちょっとしたコミュニケーションの場としても機能しています。私たちは、従業員のニーズを汲み取り、運営を工夫することで、より効果的な福利厚生になると実感しました。

私たちの事例が、貴社の課題解決のヒントになれば幸いです。

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