導入事例|株式会社テラ

本社とショップの格差を解消!10拠点に広がる「新たな福利厚生」— 株式会社テラが実現した健康経営への取り組み

auショップの運営をはじめ、多岐にわたる事業を展開する株式会社テラ。同社は、全国各地の拠点や店舗で働く従業員の健康増進と満足度向上を目指し、設置型社食サービス「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を導入しました。

今回は、同社が抱えていた課題、導入の決め手、そして従業員から絶大な支持を得ている独自のポイントプログラムとの連携について、auショップ グランツリー武蔵小杉店への訪問を通じて詳しく伺いました。

 

株式会社テラにインタビュー

― まず、御社の概要についてお聞かせください。

弊社、株式会社テラは情報通信サービスをメイン事業とし、携帯ショップの運営、ソリューションビジネス、法人携帯の取り扱いなど、「ものの流通」に関する幅広い事業を手掛けています。近年は、古民家カフェやホテル運営といった新規事業にも取り組んでいます。

社員数は全体で170名ほどです。auショップを運営するコンシューマーカンパニーだけでも10拠点で70名ほどが働いており、全体・コンシューマーカンパニーともに男女比はほぼ半々です。

 

― どちらの拠点に「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を導入されていますか。

鎌倉にある本社や、横浜、愛知などの拠点に加え、運営しているauショップなど複数の拠点に導入しています。

 

コスト高騰でも「社員の健康と満足度」を優先。OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)導入で実現する待遇改善

― 会社全体で感じていた悩みや課題、およびOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を知ったきっかけを教えてください。

実は、採用活動に活かせるサービスを探しに行った展示会で、他社の設置型社食サービスに触れたのがきっかけです。

その際に「設置型社食」という仕組み自体に大きな興味を持ち、健康志向のサービスを探す中で「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を知りました。

 

― どのような目的で導入を進めたのでしょうか。

大きな目的は2つあります。1つ目は、物価高騰下で給与が上がりにくい中で「第三の賃上げ」として福利厚生を充実させること。2つ目は、社員の健康増進です。

また、店舗によっては周辺環境が充実しておらず、昼食のために外に出るのが難しい場所もあります。そうした店舗でも、限られた休憩時間の中で、健康的で安価な食事を、早く手軽にとれるようにすることが最大の目的でした。

 

― OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)以外のサービスも検討されましたか?

カップヌードルなどの置き売店や、他社の設置型社食サービスも検討しました。しかし、社員の「健康」を第一に考えた結果、栄養バランスの良いメニューが揃うOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を選ぶことになりました。

 

拠点間の福利厚生格差を解消!健康ポイント決済も実現した具体的な導入効果

― 導入によってどのような効果がありましたか。

まず、食事のための外出時間が減り、時間効率が非常によくなったと感じています。

また、消費期限の短い商品も多いので人気があるか心配していましたが、実際は売り切れてしまうくらい人気で需要が高いことが分かりました。特に多拠点展開している弊社にとって、本社にはあるが他拠点にはない、といった福利厚生の不平等が起こりにくいのは嬉しい点です。OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は5名以上いれば設置可能で全国対応しているため、この格差が解消されました。

さらに、共通の話題ができるため、「これ美味しかったよ」などと社員同士のコミュニケーション活性化にも繋がっています。

 

― どのようにして社内周知を行っていますか?

ショップの場合は、導入前に月1回の全店長会議でサービスの概要を説明し、周知を行いました。その後、各店長に周知方法の例を共有し、それぞれの店舗で展開してもらいました。

 

― ご利用状況はいかがでしょうか。

在庫が残ってしまうようなことはなく、むしろ「足りない」という声が上がるほど好評です。

 

― 人気の商品TOP3を教えてください。

特に人気が高いのは、以下の商品です。

  1. カットフルーツと飲むヨーグルト
  2. ナンドック
  3. アサイードリンク(女性社員の間で争奪戦になるほど人気です)

 

― 独自の福利厚生の取り組みとして、ポイントを獲得してOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の決済にも使えるようにしている点について詳しく教えてください。

弊社では、社員の健康状態を管理するアプリと連携したウェアラブルリングを配布しています。社員がこれを装着し、歩数や健康状態の諸々の条件を達成するとポイントを付与しています。このポイントは、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の決済にも利用可能で、健康になればなるほど、手軽に健康的な食事が得られるという仕組みを構築しています。

その他にも、社員の健康増進施策としてサーベイを活用したり、SDGsへの貢献を兼ねて、アフリカローズ社と提携し、誕生日にバラを自宅に届ける(10本買うとケニアに植樹される)取り組みなども行っています。

また、夏の懇親会を海の家で実施するなど、社員がリフレッシュできる機会も大切にしています。

 

好評につき「足りない」の声も。全国多拠点企業が期待する、採用・定着への貢献

― 「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」のサービスについての感想をお聞かせください。

従業員から非常に好評な声が上がっているため、導入してよかったと強く感じています。多拠点展開企業特有の福利厚生の不平等を解消し、共通の話題でコミュニケーションも活性化するなど、期待以上の効果がありました。

 

― 今後、貴社への効果として期待している点などはございますか。

今後は、採用強化人材定着といった、人事戦略面での効果をさらに期待しています。

 

同業他社へおすすめできるポイントがございましたら教えてください。

携帯ショップ運営のように、お客様対応で休憩中も急な質問対応などが入る可能性がある職場では、お弁当をがっつり食べる形式だと食べきれないことがあります。

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)は、より手軽に食べられるサンドイッチなどのワンハンド系の取り扱いがあるのが非常に良い点です。

また、お弁当や汁物系は、捨てる前に容器を洗う手間が発生することもありますが、ワンハンド系のものは処理が楽なため、従業員の工数負担が少ないというメリットもあります。

 

まとめ

株式会社テラでは、情報通信サービスという現代的な事業を展開しながらも、社員の健康と働く環境を最優先に考え、多角的な福利厚生を整備されています。

「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、多拠点における食の課題解決と福利厚生の均等化を実現し、社員の健康意識向上とコミュニケーション活性化に貢献。独自のポイント制度との連携により、健康経営をさらに加速させています。

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