導入事例|株式会社エイ・エム・シィ

「お弁当が負担に…」食事環境の課題を解決する新しいランチのかたちとは / 株式会社エイ・エム・シィ

働く環境によっては、近くに飲食店やコンビニがなく、ランチタイムに困ってしまうことがあります。そんな状況では、従業員が自らお弁当を用意するしかなく、忙しい朝に手間がかかってしまうのが現実です。また、業務の都合上、休憩時間をまとめて1時間確保できない会社も少なくありません。このような場合、短い時間でサッと食事を済ませられる環境が求められます。

今回は、そんな悩みを抱えていた株式会社エイ・エム・シィにインタビューを実施。実際にOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の導入を検討するに至った背景や、導入前に感じていた課題、そして導入後に現れた変化や従業員からの反響について、詳しくお話を伺いました。

食事環境を見直すことは、従業員満足度や業務効率にも直結する重要なテーマです。株式会社エイ・エム・シィがどのような課題を乗り越え、どのような効果を実感したのか、そのリアルな声をお届けします。

 

エイ・エム・シィ 稲敷工場にインタビュー

―まずは、会社概要について教えてください。

弊社は工業用フィルターの製造を行っています。
所在地は茨城県稲敷市で、従業員は50名ほど在籍しています。拠点ごとの内訳としては、千葉県の柏本社に22名、茨城県の稲敷工場に28名と半々ほどの割合です。直近で九州にある企業をM&Aしたため、合わせると拠点は3つになります。

男女比は女性7:男性3くらいで、工場内も女性社員が多いことが特徴です。

 

ー近隣の飲食店環境はいかがでしょうか?

最寄りのコンビニまでは徒歩15〜20分ほどかかります。他に飲食店も近くにないため、食事には少し不便な環境ですね。

 

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)導入のきっかけと目的

―会社全体で感じていた悩みや課題について教えてください。

工場内では、1日合計で1時間の休憩時間が設けられています。具体的には、10時から10分間、12時から40分間、15時から10分間というスケジュールです。中でも、昼休憩の40分間は、一見十分な時間に思えますが、実際には食事をとるには意外と短く感じられます。

さらに、工場の周辺にはコンビニや飲食店がなく、昼食を気軽に買いに行ける環境ではありませんでした。そのため、従業員は毎日自宅からお弁当を持参する必要があり、これが大きな負担となっていました。朝の忙しい時間にお弁当を用意する手間は小さくなく、体調不良や忙しい日など、どうしても準備が難しい日もあります。持参が必須となる状況は、従業員にとって大きなストレスになっていたのです。

 

―導入前のお食事事情について教えてください。

車通勤の方も多かったので、少し早めに家を出てコンビニで買ってきたり、自宅でお弁当を作って持ってきたりしていました。ただ、毎日それを続けるのは負担にもなっていたと思います。

 

―どのような効果を目的に導入されたのでしょうか?

短い休憩時間中に手軽に食べられることを一番に求めていました。OFFICE DE YASAIを導入したことで、休憩時間に食事選びの楽しみも加わり、より充実した時間になったと感じています。本当にありがたく、革新的な変化でした。

 

―導入前に他のサービスも検討されましたか?

他社の設置型サービスも検討しましたが、サービス対象エリア外だったり、提供される食事の種類が限られていたりしたため、最終的にOFFICE DE YASAIを選びました。休憩時間を有効に使え、食事のバリエーションが豊富な点が決め手です。

 

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の導入効果とは

―導入によってどのような効果がありましたか?

一番大きかったのは、やはりお弁当を持参しなくて済むようになり、従業員の負担が軽減されたことです。どうしてもお弁当が作れない日も出てきますが、そんなときにOFFICE DE YASAIがあることで、安心して働けるようになりました。

 

―予想していた以外の効果もありましたか?

はい、コミュニケーションの活性化にもつながりました。工場内ではメニューのリクエストを取っていて、『次はこれが食べたい』など自然な会話が生まれています。食を通じた交流ができたのは、うれしい誤算でした。

 

―現在導入中のプランと、選んだ理由を教えてください。

現在は冷蔵の『オフィスでやさい』と冷凍の『オフィスでごはん』の両方を併用しています。冷蔵は種類が非常に豊富で、冷凍は賞味期限が長いため両方取り入れることで選択肢がぐっと広がりました。特に冷凍の『オフィスでごはん』にはボリューム満点のプレートメニューもあり、チンするだけでガッツリ食べられる点もとても助かっています。

 

―社内周知はどのように行っていますか?

導入前は朝礼の場で周知しました。導入後も、新しく面接に来た方に必ず紹介しています。「手軽に安く健康的な食事ができる」というのは、採用活動のアピールポイントとしても効果的ですね。

 

―ご利用状況はいかがでしょうか?

非常に活用されています。大盛況で、皆さん喜んで利用してくれています。

 

―人気の商品TOP3を教えてください。

工場全体でダントツ人気なのは、サンドイッチとミニサラダの2つです。女性社員が多いこともあり、手軽さや野菜の安さが人気の理由だと思います。個人的には冷凍パスタが好きで、ライスバーガーも手軽に食べられるので人気です。

特に、和風のほうれん草パスタがイチオシです。プレートメニューもボリュームがあって満足感がありますね。カットフルーツも毎月種類が変わるので、飽きずに楽しめています。さらに、パスタに肉野菜炒めをのせるなど、オリジナルアレンジを楽しむ人も多いですよ。最近では焼き芋のリクエストもあって、これも人気でした。

 

今後OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)に期待することとは

―OFFICE DE YASAIのサービスについて、感想をお聞かせください。

とにかく種類が豊富で手軽に利用できるのが、本当にありがたいと感じています。トライアル期間から利用していましたが、当初はリクエストを取らずに運用していました。その後、リクエストを取り始めてわかったのは、何よりも『手軽さ』が重視されているということ。短い休憩時間の中で、さっと食べられる商品がやはり人気です。

 

―リクエストや従業員の声は、どのように拾っていますか?

最初はメニュー表をコピーして回覧し、気になる商品に正の字を書いてもらう形をとっていました。しかし、この方法だと作業の手を止めることになったり、人気商品に票が集中してしまい、発注数が追いつかない問題が出てきたのです。

そこで、今は掲示板にメニュー表を貼り、興味のある商品に3つだけ印をつけてもらう方式に変えました。同じ商品に複数の印をつけることは禁止して、本当に食べたいものだけを可視化できるようにしています。試行錯誤しながら、従業員のニーズをうまく取り入れられるよう工夫しています。

 

―今後、貴社への効果として期待している点はありますか?

採用面での効果を期待しています。すでに面接の際には、食事環境が整っていることをお伝えしていて、必ず良いリアクションが返ってきます。

今後はホームページなどにも情報を掲載して、自社の強みとしてより積極的にアピールしていきたいと考えています。実際に採用効果も出てきているので、この流れをさらに伸ばしていきたいですね。

 

―同業他社へのおすすめポイントを教えてください。

やはり、種類の豊富さと手軽さ、そしてコストパフォーマンスの良さは非常に大きな魅力です。安くて健康的で美味しい食事が、会社にいながら手に入るのは働くうえで本当に助かります。

 

まとめ

働く環境によっては、近くにコンビニや飲食店がなく、ランチに困るケースも少なくありません。そんな中、株式会社エイ・エム・シィでは、従業員の負担軽減と休憩時間の充実を目指して、OFFICE DE YASAIを導入しました。

導入前は、休憩時間の短さや周辺環境の不便さから、各自でお弁当を用意する負担が大きな悩みでした。しかし、OFFICE DE YASAIを取り入れたことで、手軽に豊富な食事が楽しめるようになり、従業員からは「本当にありがたい」と大好評を得ています。

また、短時間で食事を済ませられることに加え、メニューリクエストを通じたコミュニケーションも活性化しました。さらに、手軽さやコストパフォーマンスの良さは、採用活動にもプラスに働いており、今後はさらに自社の強みとして打ち出していくそうです。

「食事環境を整えることは、働きやすさの向上に直結する」――株式会社エイ・エム・シィの取り組みは、そんなメッセージを私たちに伝えてくれました。あなたの職場でも、ぜひOFFICE DE YASAIを試してみてください。

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アパグループ株式会社

全国の「アパホテル」を運営するアパグループにて、この度全国223拠点(2025年4月4日時点)にOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)のサービスを導入いただきました。

アパグループで働く従業員の抱える悩みと、導入の背景、そして導入後の変化について、詳しくお話を伺っていきます。

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